長崎県産「スイカ祭り」 300玉が即完売 市農業センター 多くの買い物客でにぎわう

行列ができたスイカの販売=長崎市農業センター

 長崎市琴海地区特産の「長浦すいか」など県内産のスイカや農産物を販売する「すいか祭り」(JA長崎せいひ琴海支店主催、農業センターまつり実行委共催)が10日、長崎市戸石町の市農業センターであり、多くの買い物客でにぎわった。
 主催者によると目玉商品のスイカは天候不順の影響で出荷が遅れ気味で、祭りでの販売は2S(4キロ、千円)から4L(13キロ、2500円)サイズの300玉限定。購入するための整理券は、販売開始前には配布を終え、残念がる来場者も多かった。
 売り場では、スイカを熱心に品定めする買い物客が見られた。家族で訪れLサイズを3玉購入した同市つつじが丘4丁目の金子真司さん(46)は「母の好物。夏の水分補給にもいいですね」と話し、うれしそうに箱を抱えていた。
 ジャガイモやタマネギなどの野菜や花苗のほか、キッチンカーなどの出店もあった。

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