ロブ・ムース、ボン・イヴェールとのコラボ曲「マーヴェル・ルーム」公開

プロデューサー、編曲家としても活躍するロブ・ムース(yMusic)がボン・イヴェールとのコラボによる新曲「マーヴェル・ルーム」を公開した。

この曲は2023年8月11日配信予定のEP『インフロレセンス』に収録される。40歳にしてリリースする初の自分名義の作品には、ブリタニー・ハワード、フィービー・ブリジャーズ、エミリー・キング、サラ・バレリスと共演した全5曲が収録され、現在、ブリタニー・ハワード、フィービー・ブリジャーズとのコラボ2曲がMVとともに公開中だ。

ロブ・ムースは2010年に米シンシナティにて開催されたフェスで知り合ったのがきっかけとなり、ボン・イヴェールのアルバムでヴァイオリンやヴィオラを演奏したり弦楽パートの作曲やホーン・セクション編曲も手掛けている。

ジャスティン・ヴァーノンはロブ・ムースとの関係性について、「ロブは自分の人生を変えたんだ、彼に会うまではあのレベルでプレイする人に会った事がなかったからね。一緒にアレンジをするようになって自分自身のマインドとクリエイティヴィティが開花して、音楽的な可能性が広がったように感じた。パンデミックの最中に“マーヴェル・ルーム”のヴォーカル入れをできたのは、本当にかけがえのない特別な時間だった。この曲はずいぶん以前に書いたデモなんだけど、ロブが素晴らしいアレンジをしてくれたおかげで新しい息吹が吹き込まれメロディと歌詞を書き上げることができたんだ」とコメントしている。

ロブ・ムースは現代の音楽シーンを彩るヒット曲に様々な形で関わっている。テイラー・スウィフト、ポール・サイモン、マレン・モリス、FKAツイッグス、ジョシュア・ベル、ザ・ナショナル、モーゼス・サムニー、坂本龍一、ジョン・レジェンドをはじめ、多くの作品で作曲家、アレンジャー、演奏者、また時にそのすべての役割を担ってきた。

世界中のチャートを席捲したマイリー・サイラスの「フラワーズ」ではストリングスのアレンジと演奏をこなし、2023年の【アカデミー賞】で<最優秀作品賞>を受賞した映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』エンドロール曲で<歌曲賞>にもノミネートされた「This is A Life」のアレンジも手掛けている。ジャンルを超えた室内楽アンサンブルyMusicの活動では委嘱された作品のほか、ベン・フォールズ、ダーティ・プロジェクターズ、アノーニらとのコラボレーションでもクラシック~ポップスの評論家から高い評価を得ている。

◎リリース情報
EP『インフロレセンス』
2023/8/11 RELEASE

Artist Photo: Julia and Aaron Robbs

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