6月11日、2023年MotoGP第6戦イタリアGP MotoGPクラスの決勝がイタリアのムジェロ・サーキットで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのフランコ・モルビデリは10位、ファビオ・クアルタラロは11位で終えている。
迎えた決勝レース、15番グリッドからスタートしたクアルタラロはスタートでひとつポジションを上げ、14番手でオープニングラップを終える。その後、バトルを繰り広げながら11番手までポジションを上げ、そのままチェッカーを受けた。
チームメイトのモルビデリも、14番グリッドから抜群のスタートで12番手に浮上する。終始、チームメイトであるクアルタラロが後方から迫っていたが、その追撃に屈することなく、モルビデリは10位でチェッカーを受けた。
■ファビオ・クアルタラロ（決勝：11位）
「午前中のセッションですでに、マシンのフィーリングがあまり良くないことがわかっていた。加えてタイヤチョイスもうまくいかなかった。リヤにミディアムを履いたのだけれど、ソフトでいくべきだったんだ。苦しい状況が続いているけれど、次のザクセンリンクに期待しているよ」
■フランコ・モルビデリ（決勝：10位）
「いいレースだったよ。序盤で何度かいいバトルができた。この時点ではきっとうまくいくと信じていたけれど、フロントのタイヤ圧がまた高くなってきてペースを抑えなければならなかったんだ。最後はトップ10で戻ってくることができた」
「願い通りのポジションを獲得できたわけではないけれど、チーム一丸となって全力を尽くし、いい仕事をしたことは皆が理解してる。でもまだ十分ではないので、引き続き前進しなければならないね」
