情熱の歌姫、ニーナ・シモンの1966年『ニューポート・ジャズ・フェスティバル』での完全未発表ライブ音源が発掘! 先行シングル配信スタート

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今年、生誕90周年を迎えたニーナ・シモン。彼女が1966年の『ニューポート・ジャズ・フェスティバル』にて行ったライブ音源が発掘され、アルバム『ユーヴ・ガット・トゥ・ラーン』として7月21日(金)にヴァーヴ・レコーズより全世界リリースされる。そして、本日先行シングルとして、「ミシシッピ・ゴッダム」が配信スタート、リリックビデオの公開もスタートしている。

▼Nina Simone:Mississippi Goddam(Live at Newport, 1966)

https://youtu.be/LGgAVleI32Q

1966年7月2日、ニューポート・ジャズ・フェスティバルにてニーナ・シモンは圧巻の6曲を披露した。その伝説的なパフォーマンスは半世紀以上もの間、音楽愛好家やニーナ・シモンファンの記憶に刻まれ続けてきた。今、その伝説のコンサートの未発表ライブ音源がリリースされる。 「ユーヴ・ガット・トゥ・ラーン」の魅惑的な演奏から始まり、ニーナ・シモンは彼女の全てを披露した。圧倒的で独特なスウィング感のある「ミシシッピ・ゴッダム」を演奏した後、観客は彼女をステージから帰らせようとせず、情熱的なスタンディング・オベーションを送った。アンコールを待ちわびる観客へ向けて「ミュージック・フォー・ラヴァーズ」が演奏され、ステージは幕を閉じた。

ライナーノーツは、ニーナ・シモンの生涯や功績について多く執筆してきた学者であり、作家のシャナ・L・レッドモンドが担当。ニーナ・シモンの音楽的背景、歴史、彼女のミュージシャンとしての意義等を詳細に綴っている。 本作は音楽愛好家、ニーナ・シモンのファンでなくとも、必聴の圧倒的な作品となっている。

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