大河ドラマ「どうする家康」第23回・瀬名、覚醒

江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を松本潤主演で描く大河ドラマ『どうする家康』(NHK)。「瀬名、覚醒」と題する第23回(6月18日放送)では、家康の妻・瀬名が抱いてきたある想いが語られる。

ある人物に微笑む瀬名(有村架純)(C)NHK

徳川・織田連合軍が長篠城の西・設楽原で武田軍と対峙した前回(6月11日放送)。だが、馬防柵を作るばかりで動こうとしない信長(岡田准一)にしびれを切らした家康は、わずかな手勢で武田の背後から夜襲をかける。

策は功を奏し、動かざるを得ない武田勝頼(眞栄田郷敦)率いる騎馬隊は前進。その瞬間を待っていた信長の指揮のもと馬防柵を活用した戦術で3000丁の鉄砲が火を噴き、この戦法が織田・徳川軍の勝利を呼ぶ重要な布石となるのだった。

第23回では、家康の嫡男・信康(細田佳央太)の妻・五徳(久保史緒里)が、瀬名(有村架純)と武田の使者・千代(古川琴音)の密会を知る。五徳は父・信長に密告するが、信長は家康の伯父・水野信元(寺島進)が武田と内通していると言いがかりをつけ、家康に処分を迫る。

苦渋の末に水野を手にかけた家康は、侍女・於愛(広瀬アリス)に癒やしを求めるようになる。一方、瀬名は、設楽原での戦い以来心のバランスを失っていた信康に、これまで秘めてきた大きな夢を打ち明けて・・・。

『どうする家康』は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、BSプレミアムは夕方6時から、BS4Kでは昼12時15分からの放送。

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