愛媛県西条市の周桑地区で圧倒的人気を誇る「アムスメロン」の出荷が、最盛期を迎えています。
西条市の丹原町や小松町、それに旧東予市の周桑地区が県内一の生産量を誇るアムスメロン。
青野義則さんのビニールハウスでも、連日、収穫に追われています。
(青野さん)
「大勢のお客さんが並んでいるので、これは頑張らないといけないという気持ちは毎年持っている。できるだけお客さんに良いものを買ってもらいたい」
JA周桑によりますと、管内では36戸が栽培していて、今年は例年並みとなる67トンの出荷を見込んでいるということです。
6月12日の朝、西条市丹原町にある産直「周ちゃん広場」の前では、オープンを待ちわびる客の長~い列が。
Q.きょうは何時から並んでいる
(男性客)
「(あさ)4時半くらい。子どもが待っているので(笑)」
お目当てはアムスメロン。
発売から2週間ほど経ちましたが、きょうも50人近い人が列を作っていました。
中には1人で3万円分以上買う人も!
(記者メロン試食)
「噛んだ瞬間、果汁が口の中一杯に広がります。サッパリとしていて、とてもみずみずしいです」
また、アムスメロンは、その美味しさを生かしたスイーツも次々と開発されています。
周ちゃん広場に併設されたカフェでは、半分にカットしたメロンにソフトクリームを乗せた贅沢な一品や、果肉をたっぷり使ったスムージーなど、様々なスイーツを販売しています。
さらに、去年一六本舗が開発したショートケーキも、12日から今シーズンの販売がスタート。こちらは、県内の一六店舗で買うことができます。
(記者ケーキ試食)
「メロンの華やかな香りが口の中に広がります。メロンの濃厚な甘みと旨味を感じて生クリームとの相性バッチリ!甘みがサッパリとしているので、何個でも食べられそうな味わいです」
アムスメロンの出荷は来月上旬まで続き、各種スイーツもそれに合わせ提供される予定です。
周桑の初夏の味覚をゲットしに、ぜひ、早起きしてみては?