日本テレビ系土曜ドラマ『Dr.チョコレート』の第8話が6月10日に放送された。『Dr.チョコレート』は10歳の天才少女“Dr.チョコレート”こと唯（白山乃愛）が、謎多きTeacherの野田（坂口健太郎）とコンビを組んで、ワケありの患者を救うノンストップ・ドクター・エンターテインメント。
第8話では、爆破テロに巻き込まれ重傷を負った『め組』のメンバー・堤（佐野弘樹）をオペすることに。しかし6年前、通り魔事件に巻き込まれた過去を持つお笑い（前田旺志郎）は、堤がテロを起こした可能性があることから、オペの参加に拒否反応を見せる。一緒に事件に巻き込まれた澪（畑芽育）は、今も笑うことができないほど心に傷を負っていたのだ。
一方『め組』を牛耳る“め様”の正体は警視庁の町野管理官（戸次重幸）だった。町野は、唯の殺害を沢入（福山翔大）に命令。オペの場に銃を持った沢入が現れるが、百瀬組の助けもありその場は難を逃れる。
手術は無事成功し、一命をとりとめた堤の身柄は警察に渡された。そして、唯から「辛いことを乗り越えるのには誰かが必要」ということを教えられたお笑いは、心を閉ざしていた澪に改めて向き合い6年ぶりに彼女を笑顔にさせるのだった。
澪が笑顔を取り戻した展開にSNS上では「お笑いさんと彼女、Teacherと唯の2シーンで涙、号泣」「幸せになって欲しいねぇ〜！めっちゃすてきな絆！」などの反応が寄せられた。
また今回、過去に野田が「人を殺した」と奥泉（西野七瀬）に告白した件の真相も明らかになった。
「新聞記者としてじゃなく1人の女として、野田さんのことが知りたい」という奥泉に真実を話した野田。2年前、シンガポールで交通事故に遭った女の子のオペをすることになり、メスを執ったものの失敗。野田はその子の命を諦めてしまったが、唯が現れ、諦めずに命を救ったのだという。野田は医者としての自信を失っていた。
この告白に「Teacher……そんな過去があったんだ」「話す勇気…えらい…」「Teacherの過去辛すぎ…」との声が。
そんな野田に奥泉は再びメスを執ってほしいと言い「野田さんには私がいる」と励ます。この言葉が届いたのか、クライマックスでは野田が奥泉の手を取り「俺もあなたの全てを知りたくなりました」と告白するシーンも。
しかし、ラストで予想外の展開が…！ 唯のことを記事にしないと誓っていた奥泉だったが、Dr.チョコレートの正体を暴く奥泉の署名入り記事が世に出たのだ。この裏切りの衝撃は大きかったようで「何て酷すぎる裏切りなんだ」「奥泉さんガチ恋させてから裏切ったの？」「誰が味方で、誰が敵なの
」「 理由があるって信じたい」などのコメントが次々と寄せられた。
さらに、この記事のこともあり、身の危険を感じたカンパニーのメンバーが全員この仕事を辞めると言い出した。唯は北澤夫妻の元へ預けられ、野田と離れ離れに。2人の別れのシーンには「唯ちゃんの涙にもらい泣き…。離れたくないよね…一緒にいたいよね…」「もう愛おしすぎて切なくて胸がキュン」など心を動かされた人も多かったようだ。
第9話では、ついに野田が『め組』の黒幕と直接対決！寺島夫妻殺害事件の全貌が明らかに…！？
Teacherに会えなくなってすっかり元気をなくした唯の元に、程なくして足湯（鈴木紗理奈）から連絡がくる。どうしても助けたい患者がいるという足湯は、1億円は自分が用意するから…と唯にオペを依頼。患者は妊娠28週目の岡田英玲奈（天野はな）。21週目の時にステージ2の子宮頸（けい）がんが発覚しているため今すぐにでもオペが必要だが、どの病院でもおなかの子は諦めろと言われてしまうらしい。「自分はどうなってもいいから、おなかの子だけは…」と望む英玲奈を、足湯は母子ともに助けてほしいと唯に頼む。だが、聞けば足湯と英玲奈は友人でも親戚でもなく赤の他人で、出会ったのはわずか3日前だという…。
唯の呼びかけでカンパニーは再集結するが、赤の他人のために有り金をはたこうとする足湯の行動がどうしても腑（ふ）に落ちない。今まで受け取ってきた報酬金は子どもの養育費に充てると言っていたのに、そのお金をなげうってまで、なぜ…。笑ってごまかす足湯の態度にヤキモキしながらも、唯にお願いされたら断れない一同はオペを承諾するが…。
その頃、野田は意を決して警視庁管理官･町野と対峙（たいじ）する。「2年前の事件の黒幕はアンタだな？」…ほくそ笑む町野から衝撃の事実が語られ、黒幕を追う野田は、ついに事件の真相にたどり着く…！
どんでん返しと驚きが連続の土曜ドラマ『Dr.チョコレート』第9話は、6月17日（土）よる10時から日本テレビ系にて放送。
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