頭上に「あじさい」咲き誇る…雨の日こそ行きたい、京都の寺

約5000株のあじさいが咲く「柳谷観音 楊谷寺(ようこくじ)」(京都府長岡京市)では現在、あじさい模様の傘が境内に飾り付けられるイベント『アンブレラスカイ』が開催中だ。

『アンブレラスカイ』が開催

ポルトガルの街・アゲダで、芸術祭の一環として2012年に初開催された「アンブレラスカイ」。本来の目的は観光客の熱中症対策だと言われているが、色とりどりの傘が頭上を彩る光景が多くの人々の心を惹きつけ、近年は日本各地でもおこなわれるようになった。

そんな同イベントが、「花手水」発祥の地として知られあじさいの名所でもある「柳谷観音 楊谷寺」でスタート。境内には繊細なあじさいが一面に描かれた透明傘「雨空に咲きこぼれる 紫陽花の傘」(販売:フェリシモ)約50本が空いっぱいに広がり、足元にも頭上にもあじさいが咲き誇る景色を堪能できるという。

そのほか境内では「紫陽花の傘」の販売や撮影用の無料貸し出しも。期間は6月30日まで、朝9時〜夕方5時。拝観料は700円。

期間:6月6日〜6月30日
時間:9:00~17:00
料金:拝観料700円
場所:柳谷観音楊谷寺(京都府長岡京市浄土谷堂の谷2)

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