北海道沖の海の底で発見された大砲が研究調査のため大和ミュージアムに運送されました。
都築亮輔記者「大砲はさびているため長い時間の流れを感じることができます」
呉市の大和ミュージアムに運び込まれたのは、全長約3.1m、重さは1tほどの大砲です。
おととし11月に北海道積丹町の約30km沖合でズワイガニの底引き網にかかり、海底から引き揚げられました。
「呉海軍工廠」と記されていたことから呉市が研究調査のため先月に国から買い取ったということです。
呉市 産業部 林悦子課長「調査研究に時間を要しますのでしっかり調査してみなさんの思いとか知りたいことに答えられるような状況で展示したい」
いつから一般展示するかはまだ決まっていませんが、今後どのような船に積まれていたかなどを調査するということです。