珍客はいポーズ! 兼六園・徽軫灯籠にアオサギ

徽軫灯籠の上で羽を休めるサギ=兼六園

  ●ひらりと羽休め

 兼六園の徽軫(ことじ)灯籠の上で12日、アオサギが羽を休め、観光客の注目を集めた。サギはじっと水面を見詰めたり片脚で顔をかいたり、いろいろなポーズを決め、梅雨の園内を彩る格好の被写体となった。

 石川県金沢城・兼六園管理事務所によると、園内の曲水ではアオサギなどの鳥が日常的に見られる。雪づりの支柱のてっぺんに降り立つ場合もよくあるが、人気スポットである徽軫灯籠の上でのんびり過ごす姿は珍しいという。

  ●北陸、梅雨入り

 新潟地方気象台は11日、北陸地方が梅雨入りしたとみられると発表した。梅雨入り時期は平年と同じで、昨年より5日遅かった。東北地方も同日に梅雨入りし、梅雨のない北海道を除いて全ての地方が梅雨に入った。

 梅雨入りの発表は速報値で、気象庁は春から夏の天候経過を検討した上で9月に期日を確定させる。

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