木製ボードの下敷きに…フォークリフト誘導の男性が死亡 資材店の敷地内、荷台から十数枚が落下

木製ボードの下敷きに 誘導員男性死亡=埼玉県越谷市

 10日午前10時45分ごろ、埼玉県越谷市大里の「ダイコク越谷店」で、同店従業員の男性(54)=入間市東藤沢2丁目=が積み荷作業中、建築などの際に使用する木製ボードの下敷きになり、搬送先の病院で死亡した。

 越谷署によると、現場は住宅資材などを扱う同店の敷地内。別の従業員男性がフォークリフトに乗って、木製ボードをトラックの荷台に積み込んでいたところ、近くで誘導していた男性が荷台から落下してきたボードの下敷きになった。

 木製ボードは縦180センチ、横60センチ、厚さ2センチで1枚の重さが16.5キロ。男性は十数枚のボードの下敷きになったとみられる。店舗の同僚男性が「50代の従業員が荷物搬送中に荷物が頭部にぶつかった。出血がある」などと119番した。

 同署は落下原因を調べるとともに、業務上過失致死の疑いも視野に捜査している。

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