レアル・マドリーのアンチェロッティ監督、古巣エヴァートンを訴える

2021年7月からレアル・マドリーを指揮しているカルロ・アンチェロッティ監督。

2019年末にエヴァートンと4年半の契約を結ぶも、その途中で古巣レアルに復帰した。

『Guardian』によれば、アンチェロッティ監督がエヴァートンを訴える訴状をロンドンの高等裁判所に提出したとのこと。

訴状は「一般的な商業的契約と取り決め」についてとされており、商事裁判所で審理されることになる。

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近年、財政難に苦しんできたエヴァートンは経営をめぐる騒動に揺れている最中。アンチェロッティが訴訟を提起した日にも取締役3人が退任しており、ビル・ケンライト会長も48時間以内に退任する見込み。

一連の退任劇はニューヨークを拠点とするMSP Sports Capitalが新たな投資を行うことの前兆とされている。

エヴァートンは先月の時点で新スタジアムを担保にしたつなぎ融資を受け、投資案件の交渉を続けていた。

この新たな投資によって、これまでエヴァートンに7.5億ポンド(1300億円)を投資してきた大株主であるファルハド・モシーリ氏はクラブの支配権を失う見込みとされている。

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