静岡県内でも夏のお中元商戦が本格的に始まっている。新型コロナの5類移行を受けた2023年のトレンドは?また、4年ぶりに“あるサービス”も復活した。
静岡市葵区の静岡伊勢丹では6月7日から「お中元コーナー」が開設された。フルーツやうなぎなど静岡県内の特産品を中心に2300品を取り揃えているという。
新型コロナの位置づけが5類に移行したことをうけ、試食サービスが4年ぶりに復活!客の動向にも変化がみられている。
(静岡伊勢丹 小籏大祐バイヤー)
「久しぶりにリアルに会ってお中元を渡したいという客が増えています。電気代の値上げもあり“涼”を感じさせるビールや乾麺、ゼリーなどに人気が集まっています」
2023年の目玉商品は「レトルトカレー」。静岡県内の有名ホテルなど10店舗12種類の味を楽しめる。
一方、お中元にも値上げの波が…
値段は据え置いて中身を減らす“実質値上げ”に踏み切った商品もあるが「送料無料」は維持した。
お中元を購入した人は…
(40代)
「仕事でお世話になった方にいろいろと喜んでくれそうなものを選びました」
(40代)
「静岡県外の親戚に送りにきました。フルーツが喜ばれるので毎年送っています」
お中元商戦のピークは6月下旬から7月にかけての見込みで、百貨店はさらなる盛り上がりを期待している。
(静岡伊勢丹 小籏大祐バイヤー)
「県内外の方に静岡のいい物をこの機会に楽しんでいただければと思います」
静岡伊勢丹ではお中元コーナーを7月17日まで設けている。