嬉野高塩田校舎が自転車マナーモデル校に

自転車マナーアップ校に指定され、横断幕を交付された嬉野高塩田校舎の生徒ら=鹿島署

 鹿島署(辻俊彦署長)はこのほど、自転車マナーアップ指定校に嬉野高塩田校舎を指定した。同校では生徒の9割が自転車通学をしており、地域のモデルとなるように、ルール順守とマナーアップに努めていく。

 指定書交付式で、辻署長から生徒会の中島繋人(なかしま・けいと)さん(3年)と坂口翔麻(さかぐち・しょうま)さん(同)に指定書と横断幕が交付された。中島さんは「交通ルールを守り、地域の模範となるように、独自の取り組みをしていきたい」と決意を述べた。

 同校では全校集会や校内放送で、安全な自転車通学を呼びかける。同署管内では昨年、自転車が関係する事故が13件発生し、今年に入っても車との接触事故が2件発生している。(山口源貴)

 

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