国内外の名車、160台集結 舟形で4年ぶりカーミーティング

メッサーシュミット社製の小型3輪車「KR200」(手前右)など希少な車が展示された=舟形町・アユパーク舟形

 国内外の名車が集う「ヒストリックカー&ノスタルジックカーミーティング」が11日、舟形町のアユパーク舟形で開かれ、ファンや家族連れでにぎわった。

 県内外の愛好家が1989年までに生産された車を持ち寄った。排気量7660ccのエンジンを積む高級車「ロールスロイス ファントムI」(27年製)、第2次大戦でドイツ軍が使った水陸両用車「シュビム ワーゲン」(43年製)、西ドイツの航空機メーカー・メッサーシュミット社が造った小型3輪車「KR200」(63年製)、スーパーカーとして名をはせた「ランボルギーニ ミウラ」(71年製)など希少な約160台が並んだ。

 町観光協会や企業などでつくる実行委員会(高梨晃一委員長)が主催し、9回目。新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催となった。来場者はお気に入りを撮影したり、エンジン音に聴き入ったりしていた。旧車オーナーの一人は「イベントが復活してよかった」と話していた。

往年の高級車「ロールスロイス ファントムⅠ」の周りには人だかりができた=舟形町・アユパーク舟形

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