県内、梅雨入り 平年より1日早く

東北が梅雨入りした11日、県内も雨が降り傘を差した人が目立った=天童市・NDソフトスタジアム山形

 気象庁は11日、北陸と東北が梅雨入りしたとみられると発表した。本県など東北南部は平年(6月12日ごろ)より1日早く、昨年(同6日ごろ)より5日遅い。梅雨がない北海道を除き、全ての地方で梅雨入りした。

 仙台管区気象台によると11日の東北は湿った空気や前線の影響で曇りや雨となり、この先1週間程度も同様の天候が続く見込みのため、梅雨入りと判断した。

 この日の本県は全域で曇りとなり、内陸部を中心に雨が降った所が多かった。最高気温は20~24度台で、全域で25度を下回った。サッカーJ2・モンテディオ山形のホーム戦が行われた天童市のNDソフトスタジアム山形付近では、試合開始前から雨が降り、傘を差して来場する観客が目立った。

 平年の梅雨明けは東北南部が7月24日ごろ、北部は同28日ごろ。

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