粒ぞろい集まった JAさがえ西村山「佐藤錦」の品評会

粒ぞろいのサクランボ「佐藤錦」が集まった品評会=寒河江市・アグリランド産直センター

 JAさがえ西村山とさがえ西村山さくらんぼ部会が主催するサクランボ品評会が12日、寒河江市のアグリランド産直センターで開かれ=同JA管内の生産者が栽培した「佐藤錦」63点が出品された。

 1キロパック詰め、同バラ詰め、500グラム化粧詰めの3部門で県農業総合研究センター園芸農業研究所、同JAなどの関係者が着色や玉張りを確認した。管内は4月下旬の低温などで着色が遅れ気味だが、出品作は光沢と張りがあり、審査委員長の山川淳県村山総合支庁西村山農業技術普及課長は「粒ぞろいの物が集まり、詰め方も優秀でレベルが高かった」と講評した。

 各部門の最優秀賞は、パック詰めと化粧詰めが菊地俊之さん(三泉)、バラ詰めが佐藤道幸さん(高松)だった。他の主な入賞者は次の通り。(かっこ内は地区名)

 ◇1キロパック詰め▽優秀賞一席=土田一誠(三泉)◇同バラ詰め▽優秀賞一席=三瓶寛卓(寒河江)▽同二席=犬飼亘(西根)▽同三席=石垣正博(谷地)▽同四席=今部耕世(同)▽同五席=軽部力夫(西根)▽同六席=明石晋(左沢)◇500グラム化粧詰め▽優秀賞一席=土田真澄(三泉)▽同二席=岡部洋介(西根)◇最高糖度賞 芳賀祐介(西根)25.5

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