横芝光町の魅力発信に継続して協力してもらうため、同町観光まちづくり協会は「横芝光町観光まちづくり大使」を委嘱している吉本興業所属のお笑いコンビ「もぐもぐピーナッツ」の期間を1年延長した。JR横芝駅前の観光案内所「ヨリドコロ」で委嘱状を贈呈された同コンビのうっほ菅原さん、ばっしーさんは、同町特産の長ネギ「ひかりねぎ」を使って考案した料理を来場者に振る舞い、早速PR活動に力を入れた。
2人が振る舞ったのは長ネギに豚肉を巻き電子レンジで加熱してポン酢をかけた料理。2人が「ネギ☆チン☆ポン」と命名した。料理が趣味のばっしーさんが町内農家の助言を受けてレシピを考案し、2月に同町で開かれた「坂田城跡天空の梅まつり」（同協会主催）で、長ネギを使った料理レシピコンテストで最優秀賞に輝いていた。
賞品の同町産「ひかりねぎ」1年分を使い考案した料理を来場者に振る舞った。ばっしーさんは「おかずにも、つまみにもなる。シンプルだがひかりねぎの甘さを引き出し、全世代に受け入れられる料理」とアピールし、うっほ菅原さんは「初めて食べる方もいたので、料理を紹介できて良かった」と話した。
コンビは2018年に結成し、吉本興業が所属芸人を各都道府県に配置する「住みます芸人」として千葉県内で活動。同協会は昨年4月に「横芝光町観光まちづくり大使」に任命し、町特産の長ネギのPRにも精力的に動いた。SNSを活用するなどしており、同協会は「観光だけでなく横芝光の地域振興に貢献」と評価して委嘱を延長した。
