女子ラグビー日本代表・松田凜日選手 母校の國學院栃木高校で教育実習中

女子ラグビー國學院栃木高校出身の松田凜日選手は、7人制ラグビーで高校3年の時に初の日本代表に選ばれてから、7人制で2回、15人制で7回、代表でプレーしました。21歳の大学4年生になり彼女は今、教育実習で母校に帰ってきています。

松田選手は去年(2022年)のワールドカップでフルバックとして活躍しました。3週間の教育実習、6月6日に初めて授業を単独で受け持ちました。

(松田凜日さん)
「できる限りの準備をした。ラグビーよりも緊張します」

担当する授業は保健体育。食事と健康に関する内容で、質問を交えながらグループトーク、発表を加えた1時間でした。

(生徒)
「最初は生徒と話さないのかなと思っていたが、すごい会話してグループ活動もあってやりやすかった」

松田さんは「普段から意識高くやっている分野なので、ポイントをうまく詰め込めました」と話します。自分の経験を生かす…高校生活の3年間で学んだことを実践しました。

母校の女子ラグビー部員7人にとって、松田選手はあこがれの的です。東京五輪7人制ラグビー代表に選ばれましたが直前のケガで出場はかなわず。それでも「出場できなかったことで『選手として成長したい』『もっと楽しもう』と考えるようになった」と意識が変化したといいます。

夢は来年(2024年)に迫っているパリ五輪出場。「五輪に出たい。出たからには楽しみながらチャレンジしたい」と話していました。

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