日本サッカー協会は13日、来月にオーストラリアとニュージーランドの共催で開幕する女子ワールドカップ（W杯）の日本代表「なでしこジャパン」23人を発表。国内プロリーグ、WEリーグ、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースのFW千葉玲海菜（24）が選ばれた。千葉は初めてのW杯代表。
千葉は2月の米国遠征には選ばれなかったが、池田監督は「全体的なポテンシャルや選手の情報は把握していたし、しっかりと成長してくれた。千葉選手は（リーグ戦に復帰後）ダイナミックな動きを見せてくれていた」と説明した。
千葉は、昨年7月の東アジアE―1選手権女子で2連覇した日本代表「なでしこジャパン」でゴールを挙げるなど活躍。だが、同9月のトレーニングゲームで右膝前十字靱帯損傷と全治8カ月の大けがを負い、今シーズンは5月3日のアウェーの日テレ東京V戦で復帰。6試合に出場し3得点をマークした。
日本は2011年ドイツ大会で初優勝し、15年大会は準優勝。前回の19年大会は16強に終わった。21年に就任した池田監督の下で世界に挑む。
1次リーグC組の日本は7月22日にザンビア、26日にコスタリカ、31日にスペインと対戦。2位までが決勝トーナメントに進出する。
