“メジャー連戦”控えたラストマッチ 畑岡奈紗、古江彩佳ら出場

畑岡奈紗は一週の休みを挟んでメジャー前哨戦に臨む ※撮影は2023年「シェブロン選手権」(撮影/村上航)

◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック for Simply Give 事前情報◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6556yd(パー72)

次週に「KPMG全米女子プロ選手権」(ニュージャージー州バルタスロールGC)、さらに1週のオープンウィークを挟んで「全米女子オープン」(カリフォルニア州ペブルビーチGL)とメジャー連戦を控えた4日間大会が15日(木)に開幕する。

1934年創業、ミシガン州グランドラピッズを拠点にスーパーマーケットや食料品店を展開するマイヤーが冠スポンサーを務め、前年は大会収益から飢餓救済のため地元の食料配給施設に125万ドル(約1億7440万円)が寄付された。

2014年の大会スタートからミシガン州ブライズフィールドCCで開催。故アーノルド・パーマーが優勝した1961年のPGAツアー「ウェスタンオープン」、リッキー・ファウラーが制した05年「ウェスタンジュニア」といったトーナメントをホストしてきたコースだ。

前年大会はジェニファー・カップチョが三つどもえのプレーオフの末にツアー2勝目を挙げた。2年前に優勝、昨年プレーオフ惜敗と当地で好成績を収めてきた世界ランキング2位のネリー・コルダは欠場。3位のリディア・コー(ニュージーランド)、5位のミンジー・リー(オーストラリア)といったトップランカーが連戦を組んでメジャーに乗り込む。次週がディフェンディング大会となるチョン・インジ(韓国)は、5月の国別対抗戦「インターナショナルクラウン」以来6週ぶりの試合に臨む。

日本勢は5人が出場。2週ぶり登場の畑岡奈紗は19年に1打差2位に入った舞台で大目標のメジャーへ勢いをつけていきたいところ。連続トップ5入りが3試合でストップしたばかりの古江彩佳にとっては、初出場だった前年最終日にベストスコア「64」をマークしたイメージも残る。ルーキーの勝みなみと西村優菜に加え、前週トップ10入りの野村敏京もフィールドに入った。

<主な出場予定選手>
ジェニファー・カップチョ、リディア・コー、ブルック・ヘンダーソン、ミンジー・リー、レキシー・トンプソン、チョン・インジ、キム・ヒョージュ、畑岡奈紗、古江彩佳、アシュリー・ブハイ、勝みなみ、西村優菜、野村敏京

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