ラグビーのリーグワン1部横浜が13日、神奈川新聞社を訪れ、クラブ史上初めて国内最高峰リーグで3位に輝いた今季の戦いぶりを報告した。
横浜は今季、10勝2分け4敗、勝ち点54の4位でレギュラーシーズンを終え、念願の4強入りを果たした。プレーオフ準決勝で同1位の埼玉に敗れたが、3位決定戦で過去公式戦では勝利のなかった東京SGに26―20で競り勝った。
永友洋司GM(52)は「プレーオフに進めたのは良い経験になった。紙一重の戦いが続く中、試合に向けて良い準備をしてくれた」と選手たちをたたえた。かつて主将を務め、苦しい時期を知る生え抜きのフランカー、ナンバー8の嶋田直人は「自信を持って戦えるようになり、良い結果も出せた」と喜んだ。
来季はさらに他チームから警戒され、厳しいシーズンになると予想される。嶋田は「来季が一番大事だと選手間でも話している。危機感を持ち、国立競技場での決勝にいけるように頑張りたい」と意気込んだ。