「カッコよく撮って」 ジェイソン・デイがメジャー会場で髪を切る

散髪中のジェイソン・デイ。バリカンでサイドを刈り上げ(撮影/服部謙二郎)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 事前(12日)◇ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)◇7423yd(パー70)

カリフォルニアの爽やかな陽気のもと、ひとり散髪をしている男がいた。先月の「AT&Tバイロン・ネルソン」で5年ぶりの優勝を遂げたジェイソン・デイ(オーストラリア)だ。プレーヤーズラウンジの目の前にあるテントで、黒い散髪用エプロン姿で理容師と楽しそうにしゃべっている。撮影の許可をデイにたずねると、「カッコよく撮ってよ」と右手の親指を上げた。

今回のカットのテーマを聞くと「頭のサイドをフェードカットにして、かなり短くしているんだ」と、バリカンで頭の横側を刈り上げてもらっていた。さらに「トップは短くするとどうしても髪がツンツンと立ってしまうから、横よりは長くしてちょっとすいてもらっている」と続け、サイドは短く、トップはある程度残すようにと理髪師にリクエストした様子。プレー中は帽子を被るので“いい感じ”の塩梅はわからないが…。

「ナイキと契約しているから帽子を被っているけど、本当は帽子を被らない方が好きなんだよね。実際にプライベートで練習しているときは、いつも無帽なんだよ」と頭をなでる。

フェードカットの説明をするデイ。ひげも整えたいとか(撮影/服部謙二郎)

日本でも話題になったデイの復活優勝。そういえば、デイはスイングをドローからフェードに変えていたな。「スイングもフェード、髪型もフェードだね」と本人に話を向けたら、ダジャレを理解してくれたのか分からないが満面の笑みが返ってきた。そのLACC(ロサンゼルスCC)のロゴ入り散髪用エプロン、とってもお似合いですよ!(カリフォルニア州ロサンゼルス/服部謙二郎)

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