5月度のJリーグ月間MVPが発表! 神戸・大迫勇也「存在感が圧倒的」、徳島・森海渡「6試合6ゴール」、YS横浜・福田翔生「明らかに周りと違う」

[写真:©︎J.LEAGUE]

Jリーグは13日、5月度の「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。

各月の明治安田生命Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田生命J1リーグはFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、明治安田生命J2リーグはFW森海渡(徳島ヴォルティス)、明治安田生命J3リーグはMF福田翔生(Y.S.C.C.横浜)が受賞した。

いずれの選手も今シーズン初受賞。大迫は2013年8月以来、通算2度目の受賞となる。

大迫は5月に行われた5試合全試合に先発。5ゴール3アシストと圧巻の成績を収めたほか、ポストプレーでも違いを見せ、敵陣での空中戦勝利数は17回とダントツの数字を記録した。

選考委員会の総評と大迫のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

反町康治委員

「神戸の得点には必ずと言って良いほど大迫選手が絡んでいる。存在感が圧倒的。今月のMVPは大迫選手で間違いない」

槙野智章委員

「前月もMVP級の活躍、5月もその活躍を継続できた。ゴール以外の部分の評価も極めて高い」

北條聡委員

「大迫選手にボールが入った際には、味方選手がターゲットマンとしての大迫選手を信じて飛び出す動きにつながっており、首位神戸の原動力になっている」

◆FW大迫勇也(サンフレッチェ広島)

「明治安田生命J1リーグ5月の月間MVPに選んでいただき、ありがとうございます。今回の受賞はチームの選手、監督をはじめとするスタッフみんなのおかげだと思っています。ここまでチームとして結果は出てますが、満足せずシーズンの終わりまで努力を続け、成長していけるように頑張ります」

森は6試合に出場し6ゴールを記録。降格圏内に沈んでいたチームを浮上させる原動力になった。

選考委員会の総評と森のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

反町康治委員

「徳島を上昇気流にのせている大型ストライカー。身体の強さを生かしたゴールで大きく貢献する。いろいろな形でのゴールが魅力」

寺嶋朋也委員

「6試合で6ゴール。クロスからのゴールやミドルシュートなど引き出しも多くフォワードらしいフォワード。柿谷曜一朗選手との関係性も非常に良い」

◆FW森海渡(徳島ヴォルティス)

「5月の月間MVPを受賞できて、本当にうれしく思いますし、光栄です。5月の試合では第18節・FC町田ゼルビア戦が印象に残っています。90分間、主導権を握ることもできましたし、首位相手に勝つことができました。ゴールでは、2得点した第16節・ツエーゲン金沢戦での1点目が印象に残っています。相手DFの動きを見ながら、ニアサイドへの狙い通りのシュートを打てました。6月は重要な試合が続きます。目の前の試合のことだけを考えて全力で戦います。サポーターの皆さんも勝利を目指して一緒に戦ってください」

福田は3試合に出場して3得点。こぼれ球奪取数でもトップの成績を残すなど、攻守両面で違いを見せた。

選考委員会の総評と福田のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

反町康治委員

「身体は大きくないが強さとキレがあって、おもしろい。チームの状態を上げてきた」

平畠啓史委員

「得点も取っているし、チームも6戦負けなし。動きが明らかに周りと違う。キャラクターもよく人気が出そうな選手」

◆MF福田翔生(Y.S.C.C.横浜)

「めちゃくちゃ嬉しいです。これまで地獄を見るような苦しい思いをして、死ぬほど努力をしてきました。チームメイト、スタッフ、サポーターの皆さんのおかげでもあるので感謝しかないです。もっともっと頑張ります」

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