広島の新スタ、名称は「エディオンピースウイング広島」に決定!現場では今月から座席を設置予定

広島市とエディオンは12日、サンフレッチェ広島の新スタジアムに関する命名権契約締結式を広島市役所にて実施。

その中で、命名権名称が「エディオンピースウイング広島(EDION PEACE WING HIROSHIMA)」となることが発表された。

2024年2月からの供用開始に向けて広島市中心部の中央公園で建設が進む新スタジアム。

修繕費等を確保するため、スタジアム命名権取得者の募集が今年3月24日から5月8日にかけて行われ、エディオンが「10年間で10億円(年間1億円)」で取得することが伝えられていた。

エディオンはサンフレッチェ広島の筆頭株主であり、現在のホームである広島ビッグアーチこと広島広域公園陸上競技場の命名権取得者としてもお馴染みの企業。

「エディオンスタジアム広島」がある中で、新スタジアムがどのような名称になるのか注目されていたが、“スタジアム”を含まない「エディオンピースウイング広島」となることが決まった。

以下はエディオンの代表取締役会長兼社長執行役員、久保允誉氏のコメント。

「広島サッカースタジアムは、当社が 1997 年よりクラブトップパートナーを務める『サンフレッチェ広島』の新たなホームスタジアムであり、スタジアムを通じて地域社会へ貢献できることを大変光栄に思います。

新スタジアムの名称は、恒久平和への願いと、希望の翼をイメージして『EDION PEACE WING HIROSHIMA』としました。

恒久平和への願いを、多くの人に向けて発信すべく、名称に『PEACE』を入れ、『WING』には、スタジアムの設計コンセプトでもある『希望の翼』、夢や希望を持って明るい未来へ羽ばたく願いを込めております。

スタジアムで湧き上がる歓声や感動は、平和や希望につながるものと考えております。新たな広島のシンボルとして、広く認知され、地域の皆さまに親しんでいただけるように願っております」

呼称使用予定期間は2024年2月1日から2034年1月31日までの10年間となる。

なお、6月7日にTSSテレビ新広島が伝えた新スタジアムの最新の様子がこちら。

屋根の鉄骨工事が終盤に差しかかっており、今月の終わりから観客席の座席が設置する作業が始まるとのこと。

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「エディオンピースウイング広島」は今年中の完成を目指して順調に工事が進んでいる。

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