福島原発の廃水、工連会が抗議活動

福島原発の廃水が海へ排出されることに当たり、香港工会連合会(工連会)のメンバーが6月12日に抗議活動を行った。同日の香港メディアによると、工連会所属の立法会議員である陸頌雄氏や陳穎欣氏らが正午に在香港日本国総領事館に請願書を提出。日本政府が隣国や地元農民の反対の声を無視して原発の廃水を海に排出することに抗議し、日本政府に人類の福祉に配慮するよう求めた。陸氏は「日本の首相が原発の廃水を使ってご飯を炊いたり、シャワーを浴びたりしない限りは、何も言えない」と述べ、特区政府は福島県と近隣の県からの水産物輸入を全面的に禁止し、一定の期間は日本のすべての水産物輸入を全面的に禁止するべきと提唱。陳氏は日本の国民も反対していることを挙げ、日本政府は国民も説得できていないと指摘した。

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