日本代表、“復活”を期待したい「シンプルなユニフォーム」5着

6月の『キリンチャレンジカップ2023』でエルサルバドル代表、ペルー代表と対戦する日本代表。

2022年のカタールW杯で着用した現在の“折り紙デザイン”ホームユニフォームは、世界各国で高評価を得た。

だが一方でSAMURAI BLUEのユニには、もっとシンプルなデザインを求める声も決して少なくない。

確かにそろそろ久しぶりにシンプルな代表ユニを見たい。そこで、ぜひデザインの復活やリメイクを期待したい5つの「シンプルな日本代表ユニフォーム」をご紹介しよう。

2001モデル

日本代表 2001 adidas ホーム ユニフォーム

大舞台では使われていない“谷間”のユニフォームだが好デザイン。2002年日韓W杯のプレ大会であるコンフェデレーションズカップ2001などで着用した。

歴代の日本代表ホームキットでも白が多い配色。赤を強調しすぎずパイピングなどに使ったカラーリングが絶妙だ。

2004モデル

日本代表 2004 adidas ホーム ユニフォーム

激闘の2004年アジアカップや2005年コンフェデ杯などで使用した通称「グラデーションモデル」。その名の通り、明るめの青と濃い青のグラデーションが特徴のデザインだ。

ぼやっとしたグラデーションは検討の余地ありかもしれないが、クラシックな透かしストライプや濃淡青のシンプルな縦ストライプの日本代表を見てみたい。

2002モデル

日本代表 2002 adidas ホーム ユニフォーム

2度目のワールドカップ出場となった2002年の日韓W杯モデル。富士山をテーマにしつつもデザイン自体は極めてシンプルなものだ。

共同開催とはいえ歴史的な自国開催でのW杯。しかも初の決勝トーナメント進出を果たしている。そんな記念すべき大会でのユニだけに、過去へのリスペクトでこのキットをモチーフとしたデザインの登場を期待したい。

1999モデル

日本代表 1999 adidas ホーム ユニフォーム

決勝でスペインに敗れ惜しくも準優勝に終わった1999年のワールドユース選手権(現U-20ワールドカップ)。その鮮烈な記憶がよみがえる一着で、シャープでスピード感に溢れるデザインは「風モデル」とも呼ばれる。

A代表は2000年のアジアカップでこのキットを着て、92年大会以来となる2度目の優勝を成し遂げた。

adidas一社との長期に渡るテクニカルスポンサー契約がスタートした歴史的なユニで、U-20代表は日本史上初となるFIFA主催大会で決勝に進出。そしてA代表のアジアカップ優勝。この3つの要素で復刻する理由には十分だろう。

JFA100周年記念モデル

日本代表 2021 adidas JFA創立100周年記念 ユニフォーム

日本サッカー協会(JFA)創立100周年を記念したクラシックデザインの一着。当初予定していたジャマイカ代表の親善試合が中止となり、急きょ組まれたU-24日本代表の試合で着用となった。

【関連記事】W杯ユニも!日本代表、BIGな大会で「使われなかった」アウェイユニフォーム5選

1936年のベルリン・オリンピックでこの色のユニフォームを着たチームは国際大会で初のベスト8入りを果した。この100周年記念はその当時のキットを現代的に復刻したものだった。

これはシンプルというよりもレトロなのだが、代表チームとして長い歴史がある日本代表。一度はこうしたレトロスタイルに振り切ってみるのも悪くないような気がする。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

© 株式会社ファッションニュース通信社