獅子舞絆の証し 大競演に出演、高岡市に台湾から

台湾の団体から贈られた獅子頭=高岡市役所

 5月の高岡獅子舞大競演会に特別出演した台北市の団体から、高岡市に獅子頭が贈られた。両都市の交流と絆の証しとなり、獅子頭は30日まで市役所1階ロビーで公開される。

 13日に市役所で贈呈式が行われた。台北市萬華区「艋舺青山宮(もんじゃあおやまぐう)」管理委員会の代理として台湾出身で、塩谷建設(高岡市)に勤める李宗達さんが角田悠紀市長に獅子頭を贈った。

 李さんは「おもてなしを受けた感謝を伝えたい」と獅子舞チームのジャンパーと帽子も手渡し、角田市長は「次は高岡商工会議所が台湾訪問を検討していると聞いている。行政としても一段と交流が深まるように何ができるか考えたい」と話した。

 塩谷建設の塩谷洋平社長、末広開発の菅野克志社長が同席した。

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