夏日、緑陰爽やか 上市の立山寺

巨木が木陰をつくった栂並木の参道=上市町眼目

 13日の富山県内は気圧の谷や湿った空気の影響でおおむね曇りで、雨の降る所があった。最高気温は富山市中心部と氷見市で29.5度など全10観測地点で25度以上の夏日、7月上~下旬並みとなった。富山市消防局によると、同市で46歳男性が熱中症の疑いで搬送され、軽症とみられる。

 上市町眼目(さっか)の曹洞宗眼目山(がんもくざん)立山寺(りゅうせんじ)の県天然記念物「栂(とが)並木(なみき)」では、樹齢400年を超える高さ20メートルの巨木が参道に木陰をつくり、時折爽やかな風が吹き抜けた。

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