県民スペシャル応援デー 4チームの実施日決定 石川ユナイテッド理事会

今年度の事業計画を決めた理事会=金沢市の北國新聞会館

 一般社団法人石川ユナイテッド(金沢市)は13日、同市の北國新聞会館で2023年度第1回理事会を開いた。加盟8チームの公式ホーム戦年間1試合を「県民スペシャル応援デー」(北國新聞社特別協力)に設定し、相互のファン層拡大と集客アップを後押しする新規事業については、4チームの実施日を決めた。

 「県民スペシャル応援デー」の第1弾は17日のサッカーJ2公式戦「ツエーゲン金沢-水戸ホーリーホック」(金沢市の県陸上競技場、午後6時開始)で、当日は県内小学生1000人(受付終了)を招待する。

 県内19市町の特産品が当たる抽選会やオーケストラ・アンサンブル金沢と金沢学院大附高吹奏楽部が共演するステージ(産業展示館1号館で午後4時20分から15分間、グラウンドで午後5時45分~)が会場を盛り上げる。

 第2弾は7月9日の石川ミリオンスターズ(野球)で、同16日のヴィンセドール白山(フットサル)、10月22日の北國銀行ハニービー(ハンドボール)が続く。金沢武士団(バスケットボール)、金沢学院クラブ(バドミントン)、PFUブルーキャッツ(バレーボール)、Tリーグに新規参入する金沢ポート(卓球)は日程を調整している。

 決算を承認したほか、特別支援学校でのスポーツ教室開催や金沢ゆめ街道2024(北國新聞社主催)でのPRブース設置などの事業計画を決めた。

 石川ユナイテッドはスポーツを通じた地域振興を目的として、1月に石川県と包括連携協定を締結した。あいさつで飛田秀一会長(北國新聞社会長)は「県民スペシャル応援デー」について「ファンがさらに増え、競技力の向上にもつながると期待しています」と述べた。

 加盟8チームの出席者は次の通り。

 端保聡(石川ミリオンスターズ社長)西川圭史(ツエーゲン金沢代表取締役ゼネラルマネジャー)中野秀光(金沢武士団社長)蓮池学(PFUブルーキャッツ部長)中村和哉(北國銀行ハニービーゼネラルマネジャー)西念佑馬(金沢学院クラブ副部長)鈴木修平(ヴィンセドール白山代表理事)西東輝(金沢ポート社長)

 ●「県民スペシャル応援デー」の開催日程(確定分)

6月17日(土)18時~

ツエーゲン金沢  (金沢市の県陸上競技場)

7月9日(日)14時~

石川ミリオンスターズ (金沢市民野球場)

7月16日(日)14時~

ヴィンセドール白山(白山市松任総合運動公園)

10月22日(日)13時~

北國銀行ハニービー(小松総合体育館)

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