G7大臣会合を前に警備に万全を期す JR小金井駅で列車内の「不審物対応訓練」

 6月24日から日光市で開催される「G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合」を前に13日、下野市のJR小金井駅で、列車内の不審物に対処する訓練が行われました。

 下野市は会合の開催地ではありませんが、不特定多数の人が集まる駅が市内に3つあることから、警備に万全を期すために訓練を行うものです。

 訓練には警察官やJR東日本の職員ら約50人が参加しました。走行中の列車内に、ペットボトルに入った不審物が置かれたことを想定して行われました。

 車掌が不審物を見つけて警察に通報。一方、JR小金井駅のホームでは、駅員が列車を待っていた乗客を安全な場所に誘導します。列車がJR小金井駅に到着したあと、駆け付けた警察官が車内から乗客を避難させます。

 続いて、防護服を着た機動隊員たちが、体調が悪くなり車内に残る乗客を助け出した後、不審物が入ったペットボトルを回収しました。

 参加者は、不審物への対応手順や互いの連携を確認しました。

© 株式会社とちぎテレビ