美作学園、新型コロナウイルス感染拡大で生活に困窮する学生を救済しようと寄付した解体工事業などのグリーンベルトに感謝状を贈る

美作学園は25日、新型コロナウイルス感染拡大で生活に困窮する学生を救済しようと1000万円を寄付した解体工事業などのグリーンベルト(本社二宮、畝岡昭一社長)に感謝状を贈った。
支援金は、美作大と美作高のオンライン授業にかかる通信費などとして学生全2093人に支給した独自の給付金に活用した。
贈呈式が同高(山北)であり、藤原修己理事長が畝岡社長に感謝状を手渡した。畝岡社長は「地域の人口減少も危惧される中、退学者を1人も出したくなかった」、藤原理事長は「教育環境を早く整えることができた。温かい支援をもらった」と話した。
畝岡社長は、バイト収入が減ったり県外の実家に帰られなかったりするなど、生活上の支障が出ている美作大学生2人の本紙インタビュー記事(4月23日掲載)を見て寄付を思い立った。

藤原理事長から感謝状が贈られる畝岡社長

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