大型音楽イベント「いしがきミュージックフェスティバル」は9月24日、盛岡市内丸の岩手公園を主会場に、4年ぶりに通常開催される。新型コロナウイルス禍前と同規模の10ステージとし、市内ににぎわいを生むスタイルが戻る。逆境に負けず関係者がつないできた「音楽の街」の完全復活を高らかに鳴らす。
実行委（会長・谷藤裕明市長）が13日、総会で決定した。出演もコロナ禍前と同じ100組程度の見込み。全国で活躍するアーティスト、地元バンドなどが出演する。出演者は7月下旬から順次発表予定。入場無料。飲食も制限しない。
2020、21年はコロナ禍で中止。昨年はステージ数を減らして物販や飲食エリアを限定するなど感染対策を施して開き、延べ5万7830人を動員した。音楽業界は厳しい状況が続いたが、ライブハウス・盛岡クラブチェンジが活動をつないだことも大きい。
