広島・西区の強盗傷害事件 強盗傷害などの罪で新たに7人目を起訴 広島地検

去年12月、広島市西区の店舗兼住宅で起きた強盗事件で、強盗殺人未遂の疑いで新たに逮捕された男について、広島地検は14日、強盗傷害などの罪で起訴しました。

強盗傷害と住居侵入の罪で起訴されたのは、大阪府藤井寺市の無職、大古健太郎被告(34)です。

起訴状などによりますと、大古被告は他の数人と共謀し、去年12月21日、広島市西区の時計等販売買取専門店の店舗兼住宅に、宅配業者を装って押し入り、ここに住む男性の頭を工具のようなもので殴るなどしたうえ、両手首等をガムテープや結束バンドで縛るなど暴行。男性の両親にもけがをさせたほか、現金約250万円と腕時計など約137点(約2440万円相当)を奪ったとされています。

男性は意識障害を伴う脳挫傷などのけがをしました。

警察は、この事件の実行犯を8人とみていますが、これまでに6人が強盗傷害と住居侵入の罪で起訴されていて、起訴されたのはこれで合わせて7人となりました。

残る1人について警察は、東京の事件で逮捕・起訴された男と特定していて、必要な捜査などが終わりしだい、広島に身柄を移して逮捕する方針です。

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