ジミー大西「これは絶対」、阪急うめだの個展で直々に作品紹介

画家としても活動するお笑い芸人・ジミー大西の全国巡回展『ジミー大西 画業30周年記念作品展 POP OUT』が、6月14日より「阪急うめだ本店」にて開催。その内覧会では、ジミー本人が報道陣に向け、自身の作品を紹介した。

ジミー大西、「百獣の王」は大阪で初披露(6月14日・大阪市内)

ジミーが画家になるきっかけとなった岡本太郎が1996年に亡くなり、その仕事を受け継いだという初期作品から、絵画に専念するためスペインに移住した時期の作品など、100点以上の作品が鑑賞できる今回の展覧会。

師と仰ぐ明石家さんまとスペインで会ったときの思い出を描いた『バルサ』や、「さんまさんから合格をもらった」という絵『バランス』など多彩な作品がずらり。なかでも絵画『宝』は、「1年間(の巡回展で)、この七福神が守ってくれた。これは絶対に手放せない」というジミー大西にとって大切な作品だ。

また、「レディ・ガガさんが乳がん撲滅運動をやっていたとき、『ジミーちゃん、絵を描いてみないか』という話になって、レディ・ガガさんを思い浮かべながら作りました」というオブジェ『ブレストキャスト』なども観ることができる。

さらにジミーは大阪での会期中も10作品を描くことを宣言。来場者が作業をしている様子をながめることができる『ジミーの部屋』も設営する。ジミー大西は「個展のときでも描かないと間に合わないので」と多忙であることを語った。

『ジミー大西 画業30周年記念作品展 POP OUT』は6月26日まで、「阪急うめだ本店」9階「阪急うめだギャラリー」にて開催。6月14日、17日・18日、24日・25日には、各日昼2時からジミーによるサイン会も実施される。

取材・文・写真/田辺ユウキ

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