沼津警察署長から感謝状を贈られたのは、県立三島長陵高校の1年生、植松楽士さん15歳。
植松さんは、6月3日、沼津市岡宮で、逆走車両が車4台と衝突し、2人が軽傷を負った交通事故を目撃。容疑者が現場から走り去るのを確認すると、植松さんは自転車で約2キロメートル追跡し、警察官に目撃情報を伝えるなどして、容疑者検挙に貢献した。
(県立三島長陵高校1年 植松楽士さん)
「逃げられたらまずいから『絶対に逃がさないようにしないと』と思った、特にその時は恐怖心とか全くなかった『やばいやばい』と思いながら追いかけた」
Q:無我夢中だった?
(県立三島長陵高校1年 植松楽士さん)
「その時、自分しか動ける人がいなかったので『もう自分がやらないと逃げられる』と思った」
沼津署の吉田署長は「植松さんの目撃情報により容疑者検挙に結び付いた」と勇気ある行動を称えた。