ソン・フンミン、新監督について代表同僚から情報収集

写真:ポステコグルー新監督について情報収集しているというソン・フンミン ©Getty Images

トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが、2023-24シーズンからチームを率いることになったアンジェ・ポステコグルー監督について、彼のことをよく知る韓国代表のチームメートから情報収集していたようだ。

イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』によると、ソン・フンミンは韓国代表での活動中、ポステコグルー監督の古巣であるセルティックに所属する韓国代表FWオ・ヒョンギュとの会話の中で同指揮官についていろいろ質問したそうで、オ・ヒョンギュは取材に対して次のように明かしている。

「彼はアンジェが求めるプレースタイル、どんなことを重視しているのかを僕に訪ねてきたんだ。僕はアンジェのもとで半年間しかプレーしていないが、彼が優れた戦術家であることはよく理解している。僕はアンジェがトッテナムでも成功すると信じているよ」

オ・ヒョンギュは今年1月に水原三星ブルーウィングスからセルティックに移籍し、スコティッシュ・プレミアリーグで16試合6ゴールの好成績を残した。一方のソン・フンミンはクラブがシーズンを通して不調だったにもかかわらず、公式戦通算で14ゴール6アシストと20ゴールに直接関与する活躍を見せ、2023-24シーズンもチームを牽引する役割を担うと見られている。

なお、ソン・フンミンはプレミアリーグ最終節のリーズ戦が終わった後、スポーツヘルニアに悩まされていたことを明らかにし、韓国への帰国後に手術を受けたという。

現在は術後2週間が経過しており、韓国サッカー協会はこの問題がそれほど深刻なものではないことを確認している。

ソン・フンミンは現在、復帰に向けたリハビリを続けており、6月16日の国際親善試合ペルー戦、20日の同エルサルバドル戦への出場にも意欲を見せている。

両試合に出場するかどうか、現在は未定であり、ユルゲン・クリンスマン監督が状況を見ながら最終決断を下すことになるという。

© 株式会社SPOTV JAPAN