個性と技術光る184点 18日まで 茨城県内プロ写真家展 水戸

写真家の個性豊かな作品が並ぶ会場=水戸市千波町

茨城県内を拠点に活動する職業写真家らでつくる、IPA茨城写真家協会(石川典人会長)の写真展「茨城のトップフォトグラファー展」が、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)で開かれている。会員15人、招待写真家2人の個性と技術が光る計184点が並ぶ。18日まで。入場無料。

全体のテーマは決めず、出展作品は風景や家族、スポーツなどさまざま。大きさや装丁も個人に任せ、それぞれ自由に構成する。龍ケ崎市の梶山泰央さんは風車を背景に女性を撮影し、鑑賞者に風を感じさせる。水戸市の高松ミミさんは身近な風景に着目し、新緑を鮮やかに切り取った。

身近な人たちのポートレートを出品した副会長の海老原豊さんは「被写体も撮影者も動き回りながら、偶然に撮れる面白さを追求している」と笑顔で話した。

午前9時から午後5時(最終日は午後4時まで)。

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