岩ガキぷりぷり 羽咋・柴垣で初水揚げ

今年初めて水揚げされた柴垣天然岩ガキ=羽咋市の柴垣漁港

  ●初日は500個

 羽咋市の柴垣海岸で14日、夏の能登名物「柴垣天然岩ガキ」の素潜り漁が始まり、初日は約500個が水揚げされた。昨季よりも1週間早い漁開始となり、金沢の市場や市内の飲食店などに出荷される。

 柴垣産の岩ガキは一口では食べきれない大きさと濃厚なうまみが特長。長手島沖の海底から湧き出すミネラル豊富な真水によって雑菌が少なく、生でも安心して食べることができる。

 海士(あま)5人が早朝から6~8メートル潜って岩ガキを取り、金づちで殻に付いた海藻などを丁寧に取り除いた。素潜り漁は8月中旬まで続き、7月7日に道の駅のと千里浜で直売する。

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