茨城・守谷の中学生が募金活動 大雨被害の取手・双葉地区支援

取手市双葉地区を支援する募金を呼びかけた御所ケ丘中の生徒たち=守谷市御所ケ丘

■市内4校生徒会「少しでも協力」

台風2号や梅雨前線の影響による大雨で約600棟が浸水した茨城県取手市双葉地区を支援しようと、同市に隣接する同県守谷市内4中学校の生徒会が14日、市内の駅前で街頭募金活動を行った。全ての市立小中計13校で校内募金も実施し、災害支援寄付金として取手市に寄付する。

募金活動は、4校の生徒会が「私たちも何かできることはないか」と活動を企画。9小学校も校内の募金活動で参画する。

この日は、つくばエクスプレス(TX)の守谷駅と関東鉄道常総線の新守谷駅の2カ所で募金活動を実施。生徒たちは募金箱を持ち、駅利用者に「義援金の協力をお願いします」などと寄付を募った。

御所ケ丘中生徒会長の浜野隆太郎さん(14)は「隣のまちで同じ中学生や小学生が大変な思いをしている。少しでも協力したい」と話した。街頭募金は15日も両駅前で午前7時半から40分程度実施する予定。

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