14日にレアル・マドリーへの移籍が決定したイングランド代表MFジュード・ベリンガム。
まだ19歳という若さであるが、すでに昨年のワールドカップでも主力として活躍を見せるなど多くの実績を残し、1億300万ユーロ(およそ155.2億円)という移籍金でレアル・マドリーへとやってきた。
給与についてもこの年齢で年2000万ユーロ(およそ30.1億円)が支払われると伝えられており、鳴り物入りでの獲得となっている。
この補強について、レアル・マドリーの元ドイツ代表MFトーニ・クロースは自らのポッドキャスト「Einfach mal Luppen」で以下のように話していた。
トーニ・クロース
「19歳という年齢を考えれば、ベリンガムはとても進歩した選手だよ。多くのチームが望んでいたトッププレーヤーだ。
レアル・マドリーがそれだけの金額を投じるのだから、僕はそれに大きな信頼を持っている。とてもいい補強になるだろう。
ただ、今シーズンはボルシア・ドルトムントの試合をあまり見ていないからね。基本的に最終的な評価をすることはできないけれども。
チャンピオンズリーグでプレーする彼の映像は見たことがある。そこでベリンガムは非常に素晴らしいプレーをしていたよ。そして彼がもしレアル・マドリーでも同じことをしてくれたら、本当にいい補強になる。
レアル・マドリーには、大金を求めてやってきて、事実上キャリアを台無しにしてしまった選手もいた。振り返ってみれば誰もが『あまりいい補強ではなかったね』と言うであろう選手がね。
ポジティブな面から言えば、すでに物事は始まった。契約は完了したのだ。レアル・マドリーにようこそということさ」
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メディアでは「クロースはエデン・アザールのことを揶揄した」と書かれているが、本人は特に名前については言及していない。