1万5千株、湖畔彩るハナショウブ 別府市の神楽女湖で見頃【大分県】

見頃を迎え、来園者を楽しませている「神楽女湖しょうぶ園」のハナショウブ=14日、別府市神楽女湖
見頃を迎えた「神楽女湖しょうぶ園」のハナショウブ

 【別府】別府市の神楽女湖(かぐらめこ)しょうぶ園で、ハナショウブが見頃となった。約80品種、約1万5千株の紫や白の花が湖畔を彩っている。同園の維持、管理をする市公園緑地課によると、週末には満開になりそう。

 14日は時折、小雨が降る中、訪れた人たちが傘を片手に散策を楽しんでいた。友人3人と浴衣を着て訪れた大分市の主婦安藤明美さん(71)は「ハナショウブを見ていると心が落ち着き優しい気持ちになれます。とてもきれいです」とほほ笑んだ。

 同課は「園内をゆっくり歩いて、多種多様なハナショウブの中からお気に入りを見つけてほしい」と話していた。

 閉園は30日。開花状況は市観光課が運営する公式サイト「別府たび」で随時、更新している。駐車場の利用時間は▽平日 午前8時半から午後6時▽土日 午前8時から午後6時。料金は乗用車320円、大型車910円。

 問い合わせは志高湖管理事務所(0977.25.3601)。

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