アジサイ花手水、鮮やかに さくらの今宮神社

アジサイで彩られた手水舎

 【さくら】梅雨空が続く中、馬場の今宮神社は15日、手水舎(てみずや)の水盤にアジサイの花を浮かべ、参拝者を出迎える趣向を始める。

 手水舎は神社の参拝者が手や口をすすぎ清める場所。アジサイを浮かべるのは、金子立(かねこたつ)宮司(55)が「お参りに来てくれた人に、癒やしを感じてもらえたら」と2018年に始めた。境内に咲いた花を用い、4~5日ごとに入れ替えるという。

 準備がほぼ整った14日、高根沢町から訪れた自営業二宮絵美(にのみやえみ)さん(42)と町臨時職員村上香織(むらかみかおり)さん(44)は「季節を感じさせる美しさがあります。やはりアジサイは梅雨時に似合いますね」と口をそろえた。7月2日まで。

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