東証、午前終値は3万3615円 一時バブル後高値超え、円安好感

 15日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)は続伸した。外国為替市場で円安ドル高が進んだことを好感した買い注文が入り、一時バブル経済崩壊後の終値最高値を上回った。一方、前日までの4営業日で計1800円余り値上がりしたため、過熱感への警戒から売りも出た。

 午前終値は前日終値比113円15銭高の3万3615円57銭。東証株価指数(TOPIX)は10.34ポイント高の2304.87。

 前日の米株式市場のダウ工業株30種平均は、米連邦準備制度理事会の利上げ長期化に伴う景気悪化懸念から下落した。

 15日の東京市場はこの流れを受け反落して始まり、前日終値を挟んでもみ合った。

© 一般社団法人共同通信社