サウナで男性客の体触った巡査部長、強制わいせつ疑い 京都府警が処分

京都府警本部

 サウナで利用客の体を触ったとして、大阪府警が強制わいせつの疑いで、京都府警下鴨署の男性巡査部長を書類送検していたことが15日、京都府警への取材で分かった。送検は1日付で、府警は同日、巡査部長を本部長訓戒の内部処分としていた。

 書類送検容疑は、3月9日午前0時すぎ、大阪府内の公衆浴場のサウナ室内で数分間、隣に座った男性客の上半身を触ったり、自身の下半身を触らせたりした疑い。男性客が110番し、大阪府警が捜査していた。

 京都府警監察官室の調べに対し、巡査部長は「男性の膝が自分の太ももに当たったので、誘いの合図だと思った」と動機を述べ、「公衆浴場で不適切な行為をして反省している」と話しているという。

 監察官室は「職員に対する指導および人事管理を徹底する」としている。

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