イマジン・ドラゴンズ、「Thunder」MVのYouTube再生数が20億回突破

イマジン・ドラゴンズの3rdアルバム『エヴォルヴ』に収録されている2017年のヒット曲「Thunder」のミュージック・ビデオのYouTube再生数が20億回を超え、バンドにとって「Believer」のMVに続く2作目の快挙となった。

米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高4位を記録した「Thunder」は、ジョセフ・カーン監督がドバイで撮影したモノクロ映像によってビジュアル化されており、1200万以上の「いいね」を獲得していいる。ボーカルのダン・レイノルズが、トカゲのようなエイリアンと羊のオブジェに囲まれて大通りに立ちながら、楽曲の切迫したコーラスを歌うMVでは、高級スポーツカーが高速道路を埋め尽くし、ダンとバンド・メンバーたちがクローン化されている。

昨年7月には、アレックス・ダ・キッドがプロデュースしたシングル「Demons」のMVが再生数10億回を突破しており、「Believer」「Thunder」「Radioactive」に続く、バンドにとって4作目の10億再生を達成していた。

昨年12月、バンドは米ビルボードに対して、商業的なブレイクから10年経った現在、いかに新たな高みを目指し続けているのか語っていた。ダンは、一見シンプルなポップ・ソングを作るのは、“すごく複雑”だと述べた後、「“もちろんポップな曲を作ることもできるけど、自分は(このジャンル)を選ぶ”と言う人もいますが、なんだか可笑しいですよね」と話し、「“素晴らしいポップ・ソング?何年も生き続けるような名曲?それって実際に書くのは難しいよね”って感じで」と話していた。

イマジン・ドラゴンズは、2022年12月までに、Luminateによると1700万枚以上のアルバム換算ユニットと米国でのオンデマンド公式ストリーミング数148億回を獲得し、Hot 100に19曲、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”のTOP10に5作、エアプレイ・チャート“Radio Songs”に12曲(うちTOP10が7曲、1位が2曲)、ロック・ソング・チャート“Hot Rock Songs”TOP10に20曲以上を送り込んでいる。また、「Radioactive」「Demons」「Believer」「Thunder」が、アメリカレコード協会からダイヤモンド認定されている。

© 株式会社阪神コンテンツリンク