愛犬が一緒に寝てくれなくなった!5つの心理と嫌がっている時の対処法

愛犬が一緒に寝てくれなくなった…理由は?

以前まで一緒に寝てくれていた愛犬が、ある日を境に寝てくれなくなると寂しく感じますよね。いったいなぜ一緒に寝てくれなくなったのでしょうか。ここでは愛犬が一緒に寝てくれなくなる理由や真理を紹介します。

1.寝室の室温が高い(低い)から寝苦しい

まずは寝室の環境が犬に適していないという理由が考えられます。特に季節が変わった頃から一緒に寝てくれなくなった場合は、室温や環境が適切でない可能性が高いでしょう。

犬は20〜24℃が適温だと言われています。そのため、20℃を下回ると肌寒さを感じ、24℃を超えると暑苦しく感じるのです。エアコンや扇風機などを活用したり、布団を切り替えたり工夫してみましょう。

2.飼い主のいびきがうるさい、寝相が悪い

飼い主のいびきがうるさかったり寝相が悪かったりする場合は、寝ている間に飼い主が原因でなかなか寝付けない…という経験から、「一緒に寝たくない」と感じたのかもしれません。

もしもご自身に自覚がある場合は、まずご自身の健康状態や寝相の改善から努力してみましょう。無理に一緒に寝てしまうことで、蹴ってしまったりベッドから転落したりと怪我の原因になりかねません。

3.スマホの明かりが眩しくて落ち着かない

最近では、就寝前にベッドの中でスマホをいじる飼い主さんも増えてきます。犬にとって、スマホの画面の明るさは眠る際の邪魔になってしまうため、「なかなか眠れない」「眩しくて落ち着かない」という理由から、一緒に寝なくなることもあるでしょう。

就寝前のスマホ利用は、飼い主側にとっても健康に悪影響を及ぼします。愛犬と一緒に寝る場合は、布団やベッドの中でのスマホ使用は避け、落ち着いて眠れる環境を作ってあげましょう。

4.叱られた後で気まずい

一時的に一緒に寝てくれなくなったという場合は、「飼い主さんに叱られた後で気まずい」「一緒にいるとまた怒られるかも」といった心理が作用している可能性もあります。

就寝前のタイミングで叱られて寝室に来ない場合は、このような理由で一緒に寝てくれないこともあるようです。しばらく経てばケロッとしていつも通り一緒に寝てくれるかもしれません。

5.飼い主に対する信頼度が下がっている

愛犬が一緒に寝てくれなくなった期間が長く続いている場合は、飼い主に対する信頼度が下がっている可能性も懸念されます。何らかの原因で飼い主への信頼感や安心感が下がってしまい、一緒に寝ることに不安を感じるようになっているのでしょう。

犬が飼い主と一緒に寝る主な理由は、飼い主と一緒にいると安心して眠れるからです。しかし、信頼度が下がってしまうとそのメリットがなくなってしまうため、一緒に寝てくれなくなる犬は多くいます。

愛犬と一緒に寝たい…対処法は?

以前のように愛犬と一緒に寝たいと考えている場合は、考えられる理由や心理から対処法を模索するしかありません。まずは寝室の環境を、犬にとって快適な環境へと改善しましょう。

その上で落ち着いて眠れる環境作りに努め、まずは同じベッドや布団で眠るのではなく、愛犬のベッドを同じ部屋の隅に置いてみてはいかがでしょう。気が向いたら、以前のように一緒に寝てくれるようになるかもしれません。

また、信頼度が下がっていると日常的に感じる場合は、信頼の回復が最優先です。積極的にアイコンタクトを取ったり、犬のボディランゲージを学んで愛犬の気持ちを汲み取ってあげたり、スキンシップなどのコミュニケーションで絆を深めましょう。

また、ルールは一貫する、愛犬の前では感情的にならず落ち着いた態度を貫くことなどを心がけると、少しずつですが愛犬の見方が再び変わる可能性が高いです。

まとめ

いかがでしたか。愛犬が一緒に寝てくれなくなったと悩む飼い主さんは、まずその原因を探りましょう。部屋の環境改善や自分の寝相改善、さらに愛犬との信頼関係を回復することなど、自分にできるところから始めてみてください。

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