薬物乱用根絶へ 香川県警本部などが対策会議 若年層への啓発を強化

香川県警察本部や四国厚生支局の麻薬取締部、教育委員会の職員らが、薬物犯罪を根絶しようと対策会議を行いました。

警察などのまとめによると、2022年に覚せい剤や大麻などの薬物を持っていたなどとして検挙された人は全国で1万2142人、香川県では99人でした。

香川県では前の年よりも13人減っていて、3年ぶりに100人を切りました。

大麻の所持で検挙された20歳未満の人は全国的に増えていて、香川県でも2年前の6倍の12人でした。

種類も多様化していて、若年層などへ「乱用のすそ野」が広がっていることから、参加者らは若年層への啓発などを重点的に行っていくことを確認しました。

© 株式会社瀬戸内海放送