横須賀・観音崎京急ホテルが「ラビスタ」に グランビング施設新設 8月4日リニューアルオープン

「ラビスタ観音崎テラス」の全体イメージ(共立メンテナンス提供)

 全国でホテル事業を展開する共立メンテナンス(東京都)は15日、昨年9月に営業を終了した観音崎京急ホテル(横須賀市)を「ラビスタ観音崎テラス」として8月4日にリニューアルオープンすると発表した。

 「ラビスタ」はリゾートホテルに特化したブランドで、県内進出は初。天然温泉の露天風呂はそのままに、グランピング施設などを新設。多くの人に愛され、37年の歴史に幕を閉じたホテルが再スタートを切る。

 ラビスタは、スペイン語で「眺望」を意味する。ホテルは地上3階建てで、客室数は60。全室から東京湾が一望できるという。

 キャンプの新しいスタイルとして注目されるグランピング施設15棟を新設。観音崎京急ホテル時代に人気を集めた天然温泉露天風呂は残しつつ、24時間入浴できる五つの無料天然温泉貸切風呂を新たに設けた。若年層など新規顧客の開拓を図る。

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