翼長35mのドローン開発か 北朝鮮、衛星写真に写る

 【北京共同】北朝鮮専門サイト「NKプロ」は15日までに、北朝鮮北西部、平安北道の方ヒョン空軍基地を14日午前(日本時間同)に撮影した衛星写真で、翼の長さが35メートル程度の軍事用無人機(ドローン)とみられる物体が滑走路に置かれていたことが分かったと伝えた。

 同サイトは、同じ基地の滑走路を写した今月3日の衛星写真では長さ20メートル程度の翼を持つドローンらしいものが写っていたと6日に伝えており、14日撮影の物体はこれより大きい。

 2021年1月の朝鮮労働党大会では金正恩党総書記(当時は党委員長)が「500キロ先まで精密に偵察できる無人偵察機」を開発すると表明していた。

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